鹿児島サッカーブログ　～蹴導’ｓ　ｅｙｅ　Ⅱ～

おつかれさまです。

周知の方もいるでしょうが、FC鹿児島の公式サイトにて
松元亮仁、内山勇斗、李正遠(イ･チョンウォン)の退団が発表されています。

また、クラブ公式発表の前に、中国リーグのトップページ(&選手登録ページ)にて、
西森選手を含めて「レノファ山口FCへの移籍」が発表されています。

長崎の練習に参加させられる方。山口への4名の同時移籍を可能にできる方。
他クラブに借りを作ってでも、選手のプレーのために頭を下げに行ける方。
ええ、解説とかをされているあの方でしょう。ありがとうございます。
報いるためにも、選手たちは、活躍(=山口のJ入りの達成)しないといけませんね。

しかし、何でしょうかね。
なんとなく、まだ終わっていない気がします。
…最低でもう１発表ありますよね。

まぁ選手以外に興味は無いので、(鹿児島を笑われるのは勘弁ですが、)
置いといて、選手について語らせていただきます。
相変わらず、プレーばかりが記憶に残っているんですけどね。

11松元亮仁。
FC鹿児島の1stメンバーの一人。最初の登録はFWでしたが、
SH、CH、DH、SB、CBとこなす汎用性の高い貴重な選手です。
これまでの出場試合に点数を付けるとして、
最も安定のある数字を出し続けているのが彼でしょう。
上背はそれほどありませんが、運動量が多く、
読みの鋭さはクラブ随一で、周りを活かす力もあります。
ゼクサー、ストッパーとして高い資質を持っています。

5李正遠(イ･チョンウォン)。
強さと高さを兼ね備えたCB。日本語が結構分かります。
今季入団でプレーを観れた回数は多くは無いのですが、
やはりモンテディオ山形(TOP)との練習試合が記憶に残っています。
アグレッシブなプレーで前半の無失点に貢献してみせました。
この試合で負傷もするのですが、社長の制止を振り切ってピッチに戻り、
まだまだいけるぞ、と闘ってみせた闘争心もグッと心を掴む部分でした。

3内山勇斗。
スケールのある大型左SBで、CB経験も有ります。
ユースからの昇格第一号で、彼の左足はアミーゴスの至宝。
高精度の鋭く速いクロスは、上のリーグで十分通用します。
まだ若いゆえかプレーに安定性が無いのが問題点だったりしますが、
今シーズン直前にかなりの自信を覗かせていたのが印象的でした。
まぁ、ユース時代はキャプテンでしたしね。大化けが期待できる選手です。


…もう少し語りましょうか。

26仮屋宣博。
ユースから昇格したばかりのスケールの大きなFWです。
足も速く体も強い。ストライカーとして秀でたものがあり、
高校生ながら地域決勝大会に途中出場し、見事に得点を得ています。
社会人相手にCBも務めることも。GK以外は何処でもできたりします。
松元とよく似た部分がありますが(アミーゴスの育て方でしょう。)
よりゴール前の密集地帯でのパワフルな攻防で輝く選手だと感じます。

29山下尚之介。
仮屋と同期のユースから昇格したゲームメーカーです。
見た目(体格)とは裏腹に当たりに強く、
リズムを作り出すパスワークに秀でています。
強弱をつけての蹴り分けや崩しの蹴り分けといった技術に、
視野の広さが足されています。丁寧に育てられてきた選手だと感じています。

彼らのプレーも早く見れるようになりたい。

しかし、今回の退団で、
2010年度からのメンバーは残り4名、2011年度までからは6名。
鹿屋体育大学の色は(GK古田以外)初年度直ぐに消えてしまいましたが、
4年目になってアミーゴスの色も消え始めていると感じます。
アンダーも今年は合同練習をしてないようですし、そういうことなのかな。
「育成監督はクラブの宝」なのですけどね。

それと、松元亮仁が担当?しているNPO法人SORAも気になりますね。
サッカースクール、どうなるんでしょう?
まぁ、私は以前に「サッカースクールはして欲しくない。」って語ってますが^^;
現地のスクールの死活問題になって良い繋がりを持てませんし、
現地の歴戦の監督の指導力が、現役選手より劣るとは思えませんし。
やるなら子供たちへの身近な刺激となる「現地のスクールへの派遣」程度、
…2年前に綴ってますね。

名を叫んだ選手たちが、その地域に愛され、サポーターに愛され、
活躍できることを願っています。


今後の観戦予定。
6/16　ファジアーノ岡山NEXT　vs　レノファ山口
6/23　クラブ選手権
6/29　ロアッソ熊本　vs　ヴィッセル神戸
6/30　ジュブリーレ鹿児島


オーバーです。